第16回大阪アジアン映画祭 OAFF2021 開幕 ②
大阪アジアン映画祭も、3日目となりました。
そして、聞いた話だと、オープニングのドキュメンタリーが素晴らしかったとか。。。
見たすぎた、アン・ホイ監督!
前回うっかり紹介しそびれた傑作『桃さんのしあわせ』はレンタルでも、
購入でも見る事が出来ます。本当に素晴らしい作品です。
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乾燥辺は後にして、行ってたら見たであろう作品の
紹介を続けます。妄想でもしていないとやってられない私。
作品はほとんどが2回上映なので、上映日は置いといて、見たいものを
紹介することにします。日付あんま関係なかった。。。
コンペティション部門|特集企画《Special Focus on Hong Kong 2021》
エリサの日
Elisa's Day [遺愛]
監督:アラン・フォン(馮智恒)
Director: Alan FUNG|2021年|香港|106分
なんと6日土曜日分は完売していた作品、香港映画は強い。
新人監督の作品ながら、出演俳優は豪華。
香港映画界の若手育成への件信は本当にうらやましい。
日本でもそういうシステムがあるといいんだけど。
タイトルが香港映画っぽくなくて見逃しがちだけど、香港ロスの
私には沁みるであろう作品。
コンペティション部門
愛しい詐欺師
The Con-Heartist [Aii-Con-Lor-Luang]
監督:メート・タラートン
Director: Mez THARATORN|2020年|タイ|128分
これも土曜日完売していた作品。
劇場が小さいせいなのかもしれませんが、
タイ映画も本当に人気があります。私も大好きです。
大阪アジアン映画祭では、2013年に『ATM エラー』、2015年に『アイ・ファイン、サンキュー、ラブ・ユー』が上映された。
と公式HPにありました。『ATMエラー』(①)で紹介リンク有ります。
見ました。何気ない日常の描き方が素晴らしくて、日常の些細なことから生まれる物語がたまらなく愛おしいです。なのでこれは必見。
コンペティション部門|特集企画《Special Focus on Hong Kong 2021》
狂舞派3
The Way We Keep Dancing [狂舞派3]
監督:アダム・ウォン(黃修平)
Director: Adam WONG|2021年|香港|128分
これも2と曜日完売の作品です。
『狂舞派』を見ていたら必見。
見ていなくても絶対楽しめる事間違いなしの作品です。
2ではなくて何故3なのかは分かりませんが。「The Way We Dance -狂舞派-」
というタイトルで1作目はNetflixで見る事が出来るみたいです。
コンペティション部門
ハネムード
Honeymood
監督:タリア・ラヴィ
Director: Talya LAVIE|2020年|イスラエル|90分
これも日曜日完売って皆本当にアジア映画に飢えてる&gotoおーさかしたかったのね。
貴重なイスラエル映画でコメディでハネムーンとかもう面白いに違いないって
私はジャケ買い。絶対見たい。
特集企画《台湾:電影クラシックス、そして現在》
逃出立法院
Get the Hell Out [逃出立法院]
監督:ワン・イーファン(王逸帆)
Director: WANG I-fan|2020年|台湾|96分
はい見たいー!台湾映画の新作だし。本当なら台湾で見てたはずの映画。
そういう作品を上映してくれるのが映画祭の素晴らしいところだけど、
東京国むにゃむにゃ・・・じゃやってくれないし、これだけの作品をそろえられない。
ひとえにプログラミングディレクターのおかげである。
『ギャングとオスカー、そして生ける屍』(OAFF2020)
に続いての本作上映ですね。前作は見ました。OAFFで。あの時は緊急事態宣言下ではなかった。はー。
俳優陣も素晴らしいので是非見てほしい作品。
特集企画《ニューアクション! サウスイースト》
こことよそ
Here and There [Dito at Doon]
監督:JPハバック
Director: JP HABAC|2021年|フィリピン|100分
フィリピンの今旬女優がでてますね。
フィリピン映画は、ゆるいけど、みずみずしさや木漏れ日のようなキラキラが
ちりばめられている作品が多かったり、もちろんファミリーの話やらダークな作品も
あるけれど、ちょっとゆるくて嫌な気持ちしか残らないことはないのです。
タイやマレーシアやインドネシア映画にも言える事かもしれないけど、
深くえぐられないで済むから、こちらもゆったりとリフラックスできる。
素敵な時間を過ごせそうなので見たいな、と思いました。
ンペティション部門
生まれてよかった
The Slug [태어나길 잘했어]
監督:チェ・ジニョン(최진영)
Director: CHOI Jin-young|2020年|韓国|99分
韓国映画はいつも悩むけど結局全部見る事になるんだよなぁ。
それは、ふり幅が大きいから。ギャンブルなんだけど、
もし良作を見逃したら?と思うとみなきゃと思ってしまう。
作品解説(公式サイトの)
雷に打たれ自我が二つに分かれる夢から生まれた初の長編映画作品。喪失と恐れを乗り越えるため、過去の自分と直面する。自分を愛することの難しさと切なさと喜びを穏やかなユーモアで描いていく。
という一文で見たいと思った作品。
コンペティション部門
君をこえて
Beyond You [그대 너머에]
監督:パク・ホンミン(박홍민)
Director: PARK Hong-min|2020年|韓国|119分
これも韓国映画。なので見るの一択ですが、
韓国のデビット・リンチ、クリストファー・ノーランと称されるパク・ホンミン監督
(公式サイトより)とか言われたら見るでしょう、やっぱり。
コンペティション部門|特集企画《台湾:電影クラシックス、そして現在》
ホテル・アイリス
Hotel Iris [艾莉絲旅館]
監督:奥原浩志
Director: OKUHARA Hiroshi|2021年|日本・台湾|100分
最新作ですね。
きっと一般公開があると信じてます。
だって、李康生がでてるんですよ!!!
小康ですよ。リー・カンションですよ。
ツァイ・ミンリャン作品の常連で、監督もする、そして
ツァイ監督とコーヒー店もやってます。
(ツァイ監督はたまに見かける)
とりあえず、シャオカン(李康生)というか
ツァイ・ミンリャン監督の素晴らしい映画をいくつか紹介して、
③に続く・・・・
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第16回大阪アジアン映画祭 OAFF2021 開幕 ①
いよいよ、本日から大阪アジアン映画祭が開幕いたしました。
毎年参加していたのですが、今年は大阪遠征を断念しました。
会社も高齢者が多いし、今緊急事態宣言下ですしね(関東は)。
とはいえ、友人たちは皆今週末または来週末または両方末に
大阪に行くのですが。
うらやましすぎる!
というわけで今年は、行きたかった、見たかった私の恨み節、もとい
大阪アジアン映画祭の各作品の見どころをご紹介したいと思っています。
ちなみに今日から始まっているのですが、2回定ウィモありますし、そこは気にせずに
(一般上映をされる作品も多いので)
じゃんんじゃんいきます。
3月5日(金)
オープニング|特集企画《Special Focus on Hong Kong 2021》
映画をつづける
Keep Rolling [好好拍電影]
監督:マン・リムチョン(文念中)
Director: MAN Lim-chung (文念中)
2020年|香港|118分
なんと本作は『桃さんのしあわせ』のアン・ホイ監督(巨匠です)
へ70年に及ぶ彼女の人生をインタビューで振り返りつつ、これからも
これからの香港映画への姿勢や決意を見る事が出来るとても貴重な
作品だといえます。
大阪アジアン映画祭公式の作品解説によると、
なお、本作は2020年香港国際電影節オープニング作品に選出されていたが、当映画祭は現地での感染再拡大を受け、開催中止に追い込まれた。
とありますので、とれだけ貴重な作品かがわかりますね。
関西に住んでいる映画ファンの方に是非みていただきたい作品です。
特別注視部門
三姉妹
Three Sisters [세자매]
監督:イ・スンウォン(이승원)
Director: LEE Seung-won|2020年|韓国|115分
内容は見ていないので情報が少なすぎてコメントできませんが、
ムン・ソリが三姉妹の一人!というだけで見るべき作品だと思います。
私はそれだけで100%チケット買います。
韓国映画については、好き嫌いもあるし、振り幅が大きいし、その分当たりはずれも
大きいけど、対策ではないけどとてもいい作品もたくさんあるのでその作品もその中の
一本に違いない、そう思わせるムン・ソリなのでした。
特集企画《ニューアクション! サウスイースト》
苦しみ
Affliction [Pulang]
監督:テディ・スリアアトマジャ
Director: Teddy SOERIAATMADJA|2021年|インドネシア|90分
大阪アジアン映画祭によると
意欲作を発表し続ける気鋭のインドネシア人監督テディ・スリアアトマジャによる初のホラー作品。監督自ら脚本も手がけている。
だそうです。。。
それは必見ていうことです。
なぜか。
とりあえず、インドネシアとかマレーシアとか、フィリピンとかなんとか
他でめったに見られないアジアの映画は手放しで必見だからです。
他で国内で見る機会ってほとんどないですよね。
こんな貴重な映画を大阪に行けば見れるなら行きますよ、私は。
もうひとつ。インドネシアのホラーですよ。ホラー。
アジアのホラー映画は基本的に緩いですが、それは日本人にとっての話であって
その国の皆さんはしっかり怖がります。悲鳴もあがります。
アジアで映画を見る際にそういう違いが面白いと感じた時もありました。
インドネシアではジャンルはスリラーなんだそうです。見たすぎる。
特別注視部門
あなたを私のものにする
I Will Make You Mine
監督:リン・チェン
Director: Lynn CHEN|2020年|アメリカ|79分
これはジャケ買いでひとつ。
タイトルで見たいと思ってしまった。
大阪アジアン映画祭によると、
監督としては3作目を撮る気はなかったそうだが、主演のリン・チェンがボイル監督に企画を持ちかけ、自ら監督・脚本を手がけた。前2作のメインキャストを引き続き起用しながらも、独立したストーリーになっている。
のだそうです。ううう。見たいなぁ。
大体どの作品も2日づつ上映されるようなので、今日は間に合わなくても
別の日に見る事はできますので、是非劇場に足を運んでみてください。
私の代わりに。
今現在、大阪アジアン映画祭で上映されてDVD化してるものをみつけましたので
ご参考までに。
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今一番行きたいところ、ムンバイ!!
写真は、東京ディワリフェスタin西葛西2019
での一枚です。このときのことも、また
改めてご紹介しますね。残念ながら、昨年は
中止になってしまいましたが、今年はどうなる
でしょう。。、
遠い目から始まってしまいました😱💦
今、私が一番いきたい場所、それは
ムンバイ…🇮🇳
毎日YouTubeで、インドのYouTuberが配信して
いる街歩きや、観光、おすすめスポット、
等々、もう、頭の中の旅スケジュールが
溢れ出しそうです。いや、もうだだもれてる😀
家の者が仕事の関係で、ムンバイやデリー
そして、現地で仲良くなった友達の結婚式
(これもまた改めて、三日もあって長くなること
必至なので)、など何度もインドに行っており、
この度に、クルタを買ってきてくれるので、
家には10枚以上クルタがあります😀
ええ、会社にも着ていきますし、結婚式にも
行きました。
で、極めつけが、
シャー・ルク・カーンの家に行ってきたと写真を見せられた事件。
ちょっとー!
私より先に彼の家にいくってなに💢💢
ムトゥ踊るマハラジャだって見てないあなたが
(デジタルリマスター版に驚いたよ)
|
なんで、シャールクやサルマンの家に行くわけ?
これで火がついちゃいましたね、ええ。
飛行機嫌いだから、タイが限界の私が!
そして、インドの雑貨のかわいさ、
寺院の綺麗さ。全てに心を奪われてしまいました。
いやー、すげーよ、インド、まじで!
観光して、買い物して、食べて、映画見て、
もう、パラダイス!
ホテルの宿泊費が安いのも嬉しい限り。
物価が安くてありがたい。
今、髪の毛を伸ばしているのは何を隠そう、
インドであの、女優髪にしてみたいから(バカ)。
妄想膨らむ~。
インド妄想ツアーは、次で炸裂させます😀
五月天 Mayday はいつもそこに
コロナの影響を受け、昨年に続き今年も、
台湾はコロナを制圧できているので、今年は
しっかり実現出来たみたいですが、それでも
あまたといる海外のファンの人に向けて、
本当にさわりだけだけど、live配信してくれた
ことに感謝します。無料で、ですよ。
とか言ってますけど、わたしが五月天を
知ったのは、2012年に台北で見た『星空』という映画で
|
何て美しい主題歌なの、だれが歌ってるの?声がストライク過ぎる。
というのが最初でして、99年に彼らがデビューしていた
ことも、目の端っこ位には見ていたんだけど、私、台湾でバンドといえば
ウーバイ(伍 佰)しか聴いてなかった。。。。プロレス好きの彼・・
脱線しましたまたこのあたりもおいおい。
監督のトム・リンについても、
原作の絵本作家ジミー(幾米)のことも。
五月天『星空』
沁みる。
大阪アジアン映画祭
早いもので今年で16回目となる、
東京国際映画祭でアジアの風という部門の
プログラミング・ディレクターだった暉峻創三さんが、
プログラミング・ディレクターを手掛けている
とあって、キラッキラ✨のアジア映画にまみれんことができる幸せな映画祭。
東京国際映画祭のアジア映画の本数が(全体的な本数もだけど)、減ってしまい、寂しく思っていたときに、
夢のような映画祭が大阪で始まってくれたおかげで、
大坂と、福岡のアジアフォーカスに行けば、
とりあえずアジア映画欲は満たされるしあわせが毎年
訪れてくれた。
とはいえ、もう少しアジア映画を東京でやってよね、って思うんだが。
高崎とかもう地方にいくしかないこの映画貧乏。
今年は新型コロナで海外に映画を見に行けなそうだから国内でって考えてたけど、それも難しそう。
さすがに、関東から地方にはいきづらい。
実家にも1年以上帰れてない。
仕事で出張とかいう大義名分もなくなったしなぁ。
関西や福岡に住んでる人が今年は特に羨ましい。
アジア映画、玉石混淆なのがいい。
是非宝探し感覚で参加して欲しい。
私の好きなアジア、その始まりのはなし
このブログを始めるにあたり、
私がなぜアジアに転んだか、熱狂的な
アジア推し、になったのか、を語る必要が
あると思うので、今回は、誰でも経験がある、
アジアに落ちた(恋に落ちた)きっかけをお話ししたい。
【写真:台北松山空港出国エリアにあるオブジェ】
私が上京して映画を見始めた頃、演劇バカの
私がアニメ以外の映画に出会って衝撃を受けた。
大学も芸術大学と呼ばれるところで、田舎では出会ったことのない珍妙な人がいっぱいいて、毎日全てが新鮮で、刺激的だった。なのに、釣をガチでやる部活(サークルではない)に入ってしまった。
ところがその時の出会いが私の人生を変えた。
今も一番大切で私が自然体でいられる場所だ。
ここで、音楽学科の後輩が、
『男たちの晩歌(英雄本色)』みました?
僕、10回映画館に見に行った!
と。何?それ何?香港映画?
香港てカンフーじゃないの?
訳がわからない。
そして、あれよあれよと言ううちに、
主演の俳優が日本でも人気になった。
周潤發(チョウ・ユンファ)という男。
ある夜、フジテレビを見ていたら、
画面の中を走り続ける彼がいた。
釘付けになった。
その走り方に、哀楽がこもっている。
走っているだけで、切なさが伝わる。
震えた。こんな経験ははじめてだった。
そして、すぐにその映画をみにいった。
『だれかがあなたを愛してる』
素晴らしかった。
あっという間に、チョウ・ユンファの虜にかった。
そのあと、アジア映画のビデオを借りられる場所
(当時は神保町と大泉学園にあった)にいき、
片っ端から彼の映画を見た。一通り見終わると、
片っ端から香港映画を借りまくって見続けた。
バイト代がレンタル代で消えた。
あのときから30年以上も経ったんだ。
私は何も変わってない。
どころかその行為をアジアに広げてやっている。
音楽も、演劇も、ファッションも雑貨も食も。
全て全てアジアが私の一番。
私はアジアでできている。
その、始まりのお話。
すごく小さなきっかけで、人って変わる。
こんな人生を送ると思ってなかった。
この大学をすめてくれた先生ありがとう。
ここか、吉本を進められてました😀
『誰かがあなたを愛してる』のメイベル・チャン監督は、数は少ないけど良作を撮っています。
香港映画の入り口はこの2本がおすすめ!
全く違うテイストの映画なので、機会があれば
是非見ていただきたいです🍀😌🍀
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思ってたら、NHKBSでデジタルリマスター版 『男たちの晩歌』『男たちの晩歌Ⅱ』やるじゃないですか!!すごいっ。貴重です。是非見て欲しいと思います☺️
はじめまして
「大人になったなと感じるとき」
うーん、感じたことがないかもだけど、
一人旅をすることの楽しさを知ったときですかね。
中2のことでした。アニメ好きの人とお友だちになって、
関東から関西への一人旅。
楽しかったなぁ。
関西の震災の時、彼女がすんでいたところが壊滅的な状況に
なっている映像を見て、心が閉じた。
新聞で名前を探した。元気でいて欲しい。
いや、元気だよね?
今も私はアニメが好きだよ!
立派なアニメーターになってるかな?
会いたいな。
その後、関西に友達も家族もできて、
あのときの縁は本物だったんだねって思う。
私は関西にいた人かもしれない、前世。
年に一度、大阪アジアン映画祭っていう
アジアの良作を山ほど見られる貴重な映画祭が
あって、去年までずっとアジア映画にまみれていたよ。
今年もやるみたいだけど、行けるかな。
行けるようになってるといいな。
こんなはじめましてで始めます。
今まで出会ったもの、こと、全て、アジアに関することを
ひとりごちます。
よろしくお願いします🎵